Android開発環境と実機について ― 2011/01/18 22:52
今回は、Androidの開発環境と実機での違いをできるだけ小さくする方法について、確認していきます。まずは、以下の場所に掲載されている「htc dream」という携帯電話での開発について確認します。
http://source.android.com/source/building-dream.html
この内容には、ソースコードを取得した後、
①「. build/envsetup.sh」を実行し、
②「make adb」を実行し、デバッグ通信プログラムを作成し、
③「adb root」で実機に接続し、
④「extract-files.sh」を実行し、ソースコードが開示されていないファイルを実機から取ってきて、
⑤その後、「lunch aosp_dream_us-eng」で専用ビルド環境を構築し、
⑥「make」で実際にビルドする
と記載されています。
どうも、この記述は、Android 1.6について記載されているようですが、Android 2.2(froyo)について確認してみます。
Android 2.2では、若干ディレクトリ構成が変わっていますが、「device/htc/dream」の配下に、「extract-files.sh」が存在します。
また、その中身は、簡単に眺めると、
「adb pull /system/etc/01_qcomm_omx.cfg ../../../vendor/htc/$DEVICE/proprietary/01_qcomm_omx.cfg」のように実機からファイルを「pull」ようするに、「引っ張ってくる(持ってくる)」ことについて記述されています。つまり、先に記載した、④の説明どおりになっています。
このことから、Android 2.2でも1.6での記述のように、作業が進められそうであることがわかります。
次回は、もう少し、「Android開発環境と実機について」調査することにします。
http://source.android.com/source/building-dream.html
この内容には、ソースコードを取得した後、
①「. build/envsetup.sh」を実行し、
②「make adb」を実行し、デバッグ通信プログラムを作成し、
③「adb root」で実機に接続し、
④「extract-files.sh」を実行し、ソースコードが開示されていないファイルを実機から取ってきて、
⑤その後、「lunch aosp_dream_us-eng」で専用ビルド環境を構築し、
⑥「make」で実際にビルドする
と記載されています。
どうも、この記述は、Android 1.6について記載されているようですが、Android 2.2(froyo)について確認してみます。
Android 2.2では、若干ディレクトリ構成が変わっていますが、「device/htc/dream」の配下に、「extract-files.sh」が存在します。
また、その中身は、簡単に眺めると、
「adb pull /system/etc/01_qcomm_omx.cfg ../../../vendor/htc/$DEVICE/proprietary/01_qcomm_omx.cfg」のように実機からファイルを「pull」ようするに、「引っ張ってくる(持ってくる)」ことについて記述されています。つまり、先に記載した、④の説明どおりになっています。
このことから、Android 2.2でも1.6での記述のように、作業が進められそうであることがわかります。
次回は、もう少し、「Android開発環境と実機について」調査することにします。
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